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2025年最新版|新築外構工事200万円でどこまでできる?費用配分と後悔しないポイントを徹底解説2025.09.17

1.外構工事とは?家づくりの仕上げに欠かせない工事
新築住宅が完成しても、家の外回りが整っていなければ生活は不便なままです。
外構工事とは、建物の外回りを整備する工事のことで、主に以下の2種類に分かれます。
外構の種類 | 特徴 | 代表的な工事内容 |
オープン外構 | フェンスや塀で囲わず、開放的なデザイン | アプローチ・駐車場・庭 |
クローズ外構 | 塀やフェンスで囲い、プライバシー重視 | 門扉・塀・目隠しフェンス |
外構工事は「家の顔」
デザイン性はもちろん、防犯性や使い勝手も大きく左右するため、予算配分が非常に重要です。
2. 外構工事の費用相場:新築一戸建てならいくら必要?
一般的に、外構工事費は建築費用の 10%前後が目安といわれています。
例えば3,000万円の家なら 300万円前後が理想的な予算です。
住宅価格 | 外構工事の目安 |
2,000万円台 | 200万円〜250万円 |
3,000万円台 | 300万円前後 |
4,000万円台 | 350万円〜400万円 |
200万円の外構は「標準的〜ややシンプル」な仕上がり
- 駐車場2台分
- シンプルな門柱・アプローチ
フェンス一部
などの最低限の工事をバランスよく行える金額です。
3. 200万円でできる外構工事の具体例
(1) 駐車場(2台分)+門柱+アプローチ:合計90〜120万円
工事内容 | 費用目安 |
駐車場(土間コンクリート2台分) | 40〜60万円 |
カーポート(1台用) | 25〜35万円 |
門柱(ポスト・表札・インターホン) | 10〜20万円 |
アプローチ(階段+タイル) | 15〜25万円 |
ポイント
- コンクリート駐車場は1㎡あたり約8,000〜12,000円が相場。
- 駐車スペース2台分(約30㎡)で50万円前後。
- カーポートは1台分なら30万円程度から設置可能。
(2) 目隠しフェンス:20〜40万円
隣家や道路からの視線を遮る目隠しフェンスはプライバシー確保に欠かせません。
フェンスの種類 | 1mあたりの相場 |
アルミ製シンプルタイプ | 8,000〜12,000円 |
目隠しタイプ(デザイン重視) | 15,000〜20,000円 |
高級ウッド調タイプ | 25,000円以上 |
例:10mの目隠しフェンス
15,000円×10m=15万円前後(施工費込みで20万円程度)
ポイント
- 道路側のみ設置して費用を抑えるケースが多い。
- 全面囲う場合は50万円以上になることも。
(3) 庭・植栽:10〜30万円
庭の仕上げはシンプルに芝生や砂利敷きで十分な場合もあります。
工事内容 | 費用目安 |
人工芝敷き(10㎡) | 5〜8万円 |
自然芝(10㎡) | 3〜5万円 |
砂利敷き(防草シート込み10㎡) | 2〜4万円 |
シンボルツリー | 1本 1〜3万円 |
ポイント
まずは「砂利敷き」で最低限整え、将来DIYで庭づくりする人も増えています。
(4) トータル費用配分例(200万円プラン)
項目 | 費用 |
駐車場(土間コンクリート2台分) | 50万円 |
カーポート(1台用) | 30万円 |
門柱+ポスト+表札 | 15万円 |
アプローチ階段+タイル | 20万円 |
フェンス10m | 20万円 |
庭(人工芝+砂利敷き) | 15万円 |
植栽(シンボルツリー2本) | 5万円 |
諸経費・残金 | 45万円 |
合計 | 200万円 |
4. 200万円では難しい工事
以下の工事は200万円では厳しいケースが多いです。
- 駐車場3台以上+大型カーポート
- 3台分コンクリートだけで70万円以上。
- 3台分コンクリートだけで70万円以上。
- 塀や門扉で全面クローズ外構
- 塀1mあたり2万円前後、門扉10万円〜20万円。
- 家全体を囲むと100万円以上かかることも。
- 塀1mあたり2万円前後、門扉10万円〜20万円。
- ウッドデッキやガーデンルーム
- ウッドデッキ:20〜50万円
- ガーデンルーム:100万円〜200万円
- ウッドデッキ:20〜50万円
- 天然石を使った高級アプローチ
- タイルや天然石は㎡単価が高く、10㎡で30万円以上。
- タイルや天然石は㎡単価が高く、10㎡で30万円以上。
200万円以内に収めるコツ
- 塀は最低限にする
- 庭工事はDIYも検討
カーポートは1台分だけ設置
5. 費用を抑える3つのポイント
(1) 優先順位を決める
- 駐車場や門柱など、生活に直結する部分を優先。
- 庭や植栽は後からDIYでも対応可能。
(2) 砂利や防草シートで一時対応
- 芝生や庭の仕上げを後回しにし、まずは砂利敷きで最低限整備。
- 将来的に家族でガーデニングを楽しむ計画もおすすめ。
(3) 地元業者への相見積もり
- ハウスメーカー経由は中間マージンが高く割高になりがち。
地元の外構専門業者に直接依頼することで、10〜20%節約できることも。
6. 200万円外構プランの例
事例①:シンプルモダン外構
- 駐車場:2台分コンクリート
- カーポート:1台分
- 玄関アプローチ:シンプルタイル
- 目隠しフェンス:道路側のみ10m
- 合計:198万円
玄関前をシンプルにまとめ、庭は砂利敷きで一時対応。
外観がスッキリし、建物との調和も良好。
事例②:プライバシー重視外構
- 駐車場:2台分コンクリート
- 目隠しフェンス:15m
- 門柱+宅配ボックス付きポスト
- 庭:人工芝10㎡
- 合計:203万円
道路や隣家からの視線を遮ることを優先し、
庭の快適性も確保。
7. 外構計画で後悔しないためのチェックリスト
- 駐車場の広さは将来の車台数も想定しているか?
- 目隠しフェンスの位置は隣家との距離を確認したか?
- 門柱や表札、ポストは生活導線に合っているか?
- 予算オーバーしないよう複数業者で相見積もりしたか?
- 将来DIYする部分を明確にしているか?
8. まとめ:200万円でもバランスの良い外構は可能
- 新築外構工事200万円は、標準的なオープン外構が実現できる予算です。
- 駐車場2台分、門柱、アプローチ、フェンス一部、庭の最低限整備なら十分対応可能。
- 塀やガーデンルームなど高額工事は後回しにし、優先順位を決めて段階的に整備することがポイントです。
外構は家の第一印象を決める重要な要素。
200万円を上手に配分し、暮らしやすさとデザイン性を両立させましょう。
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